探見ウォーク 日野町の雛めぐり
3月10日(土) ノル歩倶楽部の探見ウォークは、滋賀県の日野町で雛めぐりを楽しんできました。
冷たい風が吹く一日でしたが、天気に恵まれ陽射しがほどよく暖かでした。
近江八幡から日野町へとバスで向かう前に時間があるので、ちょっとコーヒーブレイク♪
スタート前に余裕があるのは、気持ちも楽です(*⌒∇⌒*)
バスに乗り込んでスタート!車窓から見える景色はとても長閑で、冠雪している鈴鹿山系の山々が広がって、ゆっくりと景色が流れていくのを眺めて目的地へ。
日野駅でバスを下車。ここからノルディックウォーキングでスタートです!
駅の入口にはお雛様が飾られ、気持ちもアップ♪
メインの雛めぐりは午後に。まずは日野町をノル歩で巡ります。
滋賀は近江商人で反映していたこともあり、大きな蔵を構えた古い家も残っていたりと風情豊かな町並に思わず足を止めてしまう・・・・
皆が歩くその先に、悠々とした姿で冠雪した綿向山が!
日野町は比良山系のひとつ、綿向山の麓に広がる町だ。
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、初め近江日野城主となり、次に伊勢松坂城主、最後に陸奥黒川城主となった蒲生氏郷公の像のある公園で休憩。
氏郷公はキリシタン大名として有名だ。『十六・十七世紀イエズス会日本報告書』には天正13年(1585年)に大坂でオルガンンティノから洗礼を受け「レオン」の霊名を称したとか。
公園から再スタートし、進む先の道路標識に四日市の文字が!!
三重県に近いんや・・・・∑( ̄ロ ̄|||)オオ!?
進むほど綿向山が近くなって、吹く風が冷たく感じてしまう{{{{(*+ω+*)}}}}
町中を歩いて、ランチポイントの公園に到着!!(・∀・)
昼食タイム!( ̄▽ ̄)=3 プハァー
そして、Sさんが持ってきてくださった、熱々のコーヒーで身体も温まって再スタートへ準備!
Sさん。ありがとうございました!ヾ(^Д^*)ノ♪
午後から、雲雀の鳴き声が空高く響く、田んぼの道をノル歩です!
田んぼの向こうに山々が広がり、とても気持ちの良いコースです。
向かう先にドンと構える綿向山。ノル歩の皆が小さく小さく見えちゃうぐらい。
田んぼ道を歩いて、次はいよいよメインの雛めぐりへ!
馬見岡綿向神社でまずは雛めぐりの始まりです。
かなり古いものもあり、じっくりと観賞してしまい、時間を忘れてしまうほど(笑)
この日野の新町には桟敷窓というのがあり、この窓から曳山で盛大に賑わう祭りを家の中から楽しめるようになっているのだそうです。
私たちは、この窓から中に飾られた雛を見ながら巡って歩く・・・・
町中では各家の窓や縁側、表部屋にと工夫を凝らした雛や古くから受け継がれてきた雛を惜しみなく、訪れた人に観せてくださっています。
旧山中正吉邸。とても大きな豪邸です!城下町の町並も楽しみのひとつ♪
ひな壇以外にも、その家ごとに違った飾りで観光に来た人を楽しませてくれていました。この家では右端のハープのようなものが飾られていて、私、若ぼんはメッチャ気になって動けませんでした(笑)
創業170年の和菓子屋「かぎや」さんでは隣の建物で博物館のように、新旧の雛が飾られていました。
↑この雛飾り、若ぼんの実家のものと同じでした♪
年代物もあり、その時代時代で顔も服も違うのがよくわかります。
ここで、「上用饅頭」とお茶のサービスがあり、美味しくいただきました♪
心も身体もポカポカ♪*1
桟敷窓から覗いてみた感じ。
この古い建物は骨董のかく福さん。旧若村源左衛門邸。
町の中、歴史ある建物が多く、雛めぐりだけでなく、こういった建物巡りも楽しそう。d( ̄◇ ̄)b グッ♪
屋内では土間にカマドが!なんだか田舎の台所を思い出して懐かしい気持ち(o ̄∀ ̄)
途中には「おみおくじ」もあったり(*⌒∇⌒*)
で、若ぼんは・・・・
はい。悩みは尽きません。でも自分で解決できます(笑)
旧正野玄三薬店。現在は観光協会が「日野まちかど感応館」として運営されている。
中に入ると天井に飾り餅で賑やかに!!o(*^▽^*)o~♪
古い看板はそのままに。
江戸時代に正野法眼玄三が医師となって、医薬に恵まれない山間辺地の人や日野商人の長旅用の道中薬として合薬である感応丸を作った。これを日野商人が全国に持ち歩きその効き目が評判となって伝統産業として現在も残っているそうだ。
日野「ほいのぼり」も飾ってあった。
この一帯の日枝神社の春の祭礼に、氏子が作り上げた「ほいのぼり」を神社境内に持ち寄ってそれを立て、その下で宴会をするという習わしがあるそうだ。
青い空に淡いさくら色の和紙で重ねられた飾りが風にひらひらと気持ちよさそうに揺らぐのを見ているだけで和んでしまう(笑)
雛めぐりだけでなく、この歴史ある町はゆっくりとあちこちと立ち寄って見ていくと面白そうだ。
さて、とある店の雛飾りは、かなり古い時代のものが並べられていた。
元禄雛(1688-1703)。約330年も昔の雛人形が現代に残っているなんて!!
Σ(^∇^;)えええええ~
江戸時代後期から明治時代にかけて作られた「竹田人形」。誇張されたポーズと表情に引き込まれてしまう・・・・(*≧∇≦)ノ
大阪で製作され、竹田からくりの見物土産のようなものだったそうだ。
う~ん、この表情!d( ̄◇ ̄)b グッ♪
ちょっと浄瑠璃人形とか思い出すかも・・・・d(ゝC_・o)йё☆
いよいよゴール近くになってこの町の通りを彩っていた飾りも陽射しの中、風に揺られているのを眺めていると気持ちが癒やされてしまう。
春の空に飛行機雲がすぅ~と現れ、ふわふわと消えてゆく。そんな晴れた気持ちの良いノル歩日和でした。
最後に格子越しに雛飾りを観賞。.+:。ヾ(o・ω・)ノ゚.+:。
皆々様、お疲れさまでした。
こんなに天気の良いノルディックウォーキングは心地よいですね♪
お疲れさまでした!!
Writer 若ぼん (・ω・)ノ☆・゚::゚
*1:o(^∇^)o