天然のクーラー

6月最初の探見(たんけん)ウォークは、4月に雨天中止となった兵庫県猪名川町にある『多田銀山』へ行って来ました。

「雨続きやったから、念の為に折り畳み傘持って来たわ〜」との心配性の方もいるぐらい、雨に祟られた4月〜5月の探見ウォーク。
今回は雨の心配は無い中でのウォーク…新緑が気持ちいい時間でした。


スタートは能勢電鉄日生中央駅…受付を済ませて、先ずは準備体操。


しっかりと身体をほぐして、いざスタート。


      〈桜並木の下をノル歩〉

この道は『さくらの路』…4月に開催出来ていれば名実ともに『桜並木』の下を桜の花を愛でながらのウォーキングとなった筈。
でも、しっかりと育った桜の葉の緑が目に優しく、また直射日光を遮ってくれているので、それはそれでいい季節なのかも。

約5Kmのノル歩で、多田銀山の資料を展示する『悠久の里』に到着。
ここで昼食休憩を摂り、今回のメインイベントの多田銀山の中でいまも残る『青木間歩』へ。

遊歩道を20分ほどで『青木間歩』に到着。


      〈青木間歩の入り口〉


      〈坑道内を見学中〉


      〈銀はあるのかなぁ〜〉

坑道に入ると、ひんやりとしてノル歩で火照った身体を冷やしてくれます。
坑内に置かれてた温度計は15℃…外よりは10℃以上も低い温度。
まさに天然のクーラーですね。

「昔は池田城の城下に遊郭があって、この銀山で稼いだお金(くすねた銀鉱石)を持って、遊びに行ってたそうです。」と、Oさんのお話。
「そういえば、池田には呉春という名酒もあるなぁ〜」と思った次第。

銀山が栄えてた頃には、約3000世帯が住んでいて賑わいのあった山間の集落も、いまは自然豊かな里山に風変わり…。
緑豊かな自然の中を、楽しくノル歩出来た一日となりました。

ご参加いただきましたみなさま、お疲れ様でした。


      

今月は19日(水)に、琵琶湖さざなみウォーク、26日(水)には、北神戸のダム巡りと探見ウォークを開催します。
気温が上昇し、これからは湿気も多くなる季節。
体調管理を怠らないようにして、楽しいノル歩に行きましょう!!
      
『おねが〜い…雨よ降らないでね〜』

イントラ・みき