NWを、よりスポーツとして考えたい方へ・・・参考〜

みなさん、ノルディック・ウォーキングしていますか?みなさんがこのノルディック・ウォーキングを始められた理由は何でしょうか?・・・おそらく健康維持や健康促進、また日頃の運動不足解消が目的で始められた方も多いと思います。私もそうです。

このノルディック・ウォーキングの謳い文句である「有酸素運動」・・・。では有酸素運動って実際の所なんなんでしょうか?ご存じの方も沢山いらっしゃると思います。そんな方には、改めておさらいを・・・。ご存じでない方には、参考になれば・・・。

「そんなにハードにスポーツするつもりじゃあないねんけど・・・」「詳しく知らなくてもいいねん」そんな方もいらっしゃると思います。でも、ご一読ください。無理なく自分に合った適度な運動と健康促進・・・。そのためには「知識」が欠かせません。もちろん、さらなる運動を求める方もです。決して難しくもありませんし、辛くもありません。


では。

有酸素運動」・・・ウィキペディアによるとこうです。

有酸素運動(ゆうさんそうんどう、Aerobic exercise)とは、生理学、スポーツ医学などの領域で、主に酸素を消費する方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動をいう。また、「十分に長い時間をかけて呼吸・循環器系機能を刺激し、身体内部に有益な効果を生み出すことのできる運動」とも定義される。

では、この有酸素運動って何が良いのでしょうか?
これもウィキペディアによるとこうです。

有酸素運動を行うことによって多くの健康促進効果が期待できる。
心肺機能、酸素摂取能力の改善
呼吸筋を発達させ、外呼吸(肺と外部との空気の循環、体内への酸素のとりこみ)をよりスムーズにする。
心筋を発達させ、血液の循環をより効率的にする。また、平常時の心拍数を下げる。
骨格筋中の毛細血管の新生を促す。
冠動脈疾患の危険性の減少
安静時の血圧を低下させる。
血液中のLDLコレステロール中性脂肪を減少させ、HDLコレステロールを増加させる。
体脂肪を減少させる。
慢性疾患の発症率低下。特に、冠動脈疾患、高血圧、大腸がん、2型糖尿病骨粗鬆症の発症率を低下させる。
不安や抑うつ感を軽減し、健全感を高める。


だそうです。良い効果ばかりですね。


では、この有酸素運動を有意義にするにはどうすればいいのでしょうか? 

今、色々な書籍やなんかを見ると、「心拍数をコントロールする」のが効率的なようです。「心拍数」・・・そうみなさんご存じの、1分間の脈拍回数ですね。この心拍数を、自分の目的とする運動レベルに合わせることで、ただ闇雲に歩いているだけのノルディック・ウォーキングが、全く違う意味を持つことになります。

その心拍数のコントロールとは? そう、それはノルディック・ウォーキング時に、心拍数を自分の目的の運動レベルに合わせた目標心拍数に持って行くことです。

自分の目的の運動レベル・・・。どういったものか?大きく5段階に区分していることが多いようです。

1.運動不足解消/ウォームアップ レベル
2.効率的脂肪燃焼/ダイエット初級 レベル
3.持久力アップ!/ダイエット中級 レベル
4.競技力アップ レベル
5.熟練者レベル

と、こんな風に・・・。

④や⑤は、競技を目指している方でない限りは除外。最近ノルディック・ウォーキングを始められた方は①から。体験済みで普段から歩いている方は、②から③が目標になるのでしょうか?

その目標心拍数・・・。LEKIのパンフレットに書いてありますね。

目標心拍数=(220-自分の年齢)×運動強度(60〜70%)・・・と。

この運動強度を、まずは低めの60%から設定してください。55%からでもかまいません。そして半年くらいかけて、徐々に70%にしていってください。心拍数は、1分数える必要はありません。6秒だけ数えて10倍してください。そして、歩行直後にはかってくださいね。


みなさんの目標を・・・。ノルディックウォーキングが出来る!から ノルディックウォーキングをする!へ、変えてみませんか?